プラント紹介
バイオガス発電プラント
番号のピンをクリックしていただくとバイオガス発電プラントの詳細がご覧になれます。
バイオガス発電プラント(外観)












搬入入り口

受入前処理室

脱臭装置

施設内で発生する臭気を低減します。高濃度臭気には、薬品による中和処理と、活性炭処理を行います。すべての臭気は適切に処理を行った後、大気に放出します。
調整槽

容量 | 473㎥ |
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用途 | 原料となる廃棄物の成分を一定にする |
メタン発酵槽

処理方法 | 中間処理(メタン発酵) |
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処理品目 | 汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、動植物性残さ(有機性のものに限る。) |
容量 | 2,990㎥ |
用途 | メタン菌が嫌気性発酵により、有機性廃棄物からバイオガスを生成 |
所在地 | 兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-20 |
二次発酵槽

容量 | 954㎥ |
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用途 | メタン発酵槽から送られたバイオガス及び消化液を貯める |
脱水施設

処理品目 | 汚泥(メタン発酵施設より発生する消化液) |
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処理能力 | 304㎥/日(19㎥/h×8h×2基) |
ガスエンジン発電機

名称 | バイオガス専焼発電機 |
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最大発電量 | 720kW(360kW×2機) |
用途 | 発電した電力はFITに基づき売電し、地域由来の電力として活用 |
制御室

成分分析

処理方法 | ①中間処理(メタン発酵) ②中間処理(破砕) |
処理方式 | 中温湿式メタン発酵方式 |
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処理方式 | 中温湿式メタン発酵方式 | ||
処理品目 | ①汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、動植物性残さ ②廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず(但し、容器包装に限る。) |
発電能力 | 約3,400MWh/年見込 ※一般家庭約800世帯分に相当 |
発電能力 | 約3,400MWh/年見込 ※一般家庭約800世帯分に相当 |
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処理能力 | ①67.82t/日(24時間) ②20.9t/日(8時間) |
所在地 | 兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-20 |
所在地 | 兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-20 |
受入前処理室(内部)





液体原料破砕・櫛機

処理方法 | 中間処理(破砕) |
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処理品目 | 廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(但し、食品等の容器包装に限る。) |
処理能力 | 16.30t/日(8時間) |
処理方式 | 二軸剪断式破砕機 |
用途 | 飲料製品の容器破砕及び、内容液の分離 |
固形原料破砕分別機

処理方法 | 中間処理(破砕) |
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処理品目 | 廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(但し、食品等の容器包装に限る。) |
処理能力 | 4.60t/日(8時間) |
処理方法 | 回転ブレード式破砕分別機 |
用途 | 泥状、固形食品等の容器包装の破袋分別 |
原料混合ピット

容量 | 63.6㎥×2槽 |
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用途 | 内部は常時攪拌しており、刃のついたポンプで廃棄物を細かく刻む |
原料受入槽

容量 | 30㎥×2槽 |
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用途 | 飲料等の液状の廃棄物を保管 |
プラント紹介動画
安全・環境対策について
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バイオガス(メタンガス)の取り扱い
本プラントから発生するバイオガスは常圧のため、高圧ガスのような危険性はありません。また、バイオガス貯留部であるメンブレンガスホルダーは、ガス事業法技術基準に適合した設備となっております。
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自然発火の危険性
メタン発酵槽とガス貯留槽は全体を保温するため夏場の高気温下でも、各槽内の温度がメタンガスの自然発火温度(537℃)にならず、自然発火の危険性はありません。
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温度上昇、圧力上昇の対策
各施設で異常な温度上昇、圧力上昇に対して緊急停止システムが作動します。さらに、緊急停止後も圧力が上昇する場合には、安全弁および水封式安全装置からガスを放出させる構造になっており、各槽とガス配管の損傷や破裂の危険性はありません。
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施設の臭気対策
施設から発生する臭気については適切な処理を行い、大気に放出されます。
廃棄物等から発生する比較的高濃度臭気には、薬品による中和及び、活性炭処理を行います。また、受入ピットに蓋の設置や、建屋にシャッターを取り付けることで二重で拡散防止を行います。 -
バイオガス漏洩対策
毎日作業員が各機器の循環点検を行い、定期的にガスセンサーで漏れ点検や配管のボトルの増し締めを行います。
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24時間体制のセキュリティ対策
PC・スマホから24時間365日プラント状況を把握することができます。