有機性廃棄物のリサイクル

複数のリサイクルルートで最適でリスクの少ないリサイクルを実現

有機性廃棄物は食品等の製造において継続的に発生するうえ、経時変化による腐敗等の特性により長期的な保管が難しいため、その処理を安定して行っていくことが生産活動においても重要なポイントとなる廃棄物です。廃棄物が有する栄養分を活かして飼料や肥料へとリサイクルされているケースは多いものの、排出時の品質管理の問題やリサイクル品の需要低下といった課題を抱えていることから、排出方法や処理委託先の見直しを行っていく必要が生じています。その種類は非常に多岐にわたり、紛体から液体まで、性状のバラつきも大きいため、廃棄物の内容に適した処理方法やリサイクル用途を選択しなければなりません。

リヴァックスは従来からの用途である肥料に加え、需要の大きなエネルギーとしての用途にも着目し、様々な種類の有機性廃棄物に対応するリサイクルルートを構築しています。大きな減容能力を有する自社中間処理施設を中心としたリサイクルルートとこれまでの豊富な取り扱い実績から創り上げたノウハウを活用し、廃棄物の内容や発生状況に合わせた最適な処理方法やリサイクル用途を提案することが可能です。また、複数のリサイクルルートをセットにしたリスク分散型契約にも対応します。

受け入れ対象物

  • 活性汚泥
  • スカム
  • グリストラップ
  • 食品製造工程で発生する泥状物
  • 植物性抽出粕
  • 野菜くず
  • 果物くず
  • おから
  • その他食品残渣物
  • 廃飲料液
  • 廃牛乳
  • 廃果汁
  • その他動植物由来の廃液

有機性廃棄物のリサイクルプラン

有機性廃棄物の受け入れ対象物について

このサービスでの受入対象物は有機性廃棄物です。有機性廃棄物とは動植物に由来する廃棄物の分類です。産業廃棄物の種類としては汚泥、動植物性残渣、廃酸、廃アルカリ、廃油として取り扱われます。主に食品や医薬品、香料などの製造工程において副産物や製造ロスとして発生するものと業種を問わず排水を微生物の力で浄化する排水処理工程から余剰汚泥として発生するものがあります。生産活動に伴って継続的に発生するものですが、臭気が強く、腐敗する性質から長期保管が難しいことが特徴です。液状、泥状、ケーキ状、粉状と様々な性状のものが、バラ(梱包のない状態)やフレコンバッグ入り、ドラム缶入り、袋入りが様々な荷姿で排出されます。

有機性廃棄物のリサイクルサービスはこんなひとにおすすめ

  • 現在リサイクルできていない
  • 飼料化、肥料化以外の方法でリサイクルしたい
  • 複数の処理先をセットで契約しておきたい
  • 生産毎に発生する残渣の種類が変動する
  • 汚泥や動植物性残渣が継続的に大量に発生している
  • 生産副産物として動植物由来の廃液が発生している
  • 汚泥や動植物性残渣の含水率が安定しない
  • 臭気が強い廃棄物が発生する
  • 汚泥の脱水機の調子が悪く脱水が間に合わないときがある
  • 現在の処理先が遠方のため急な変更に運搬業者が対応できない

有機性廃棄物は100%リサイクルが可能です。複数のリサイクル方法からの選択やリスク分散ルートの確保に対応します。減容化を行う乾燥処理では、汚泥、動植物性残渣、廃液の3つの性状に合わせた投入ラインがあり、含水率が変動する廃棄物も柔軟に受入可能で、燃焼と薬液洗浄による万全の臭気対策を行っているため臭気の強い廃棄物の取扱いも問題ありません。

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関連メニュー

  • 処理待ち、遠方輸送の産業廃棄物の保管・積替機能
  • リサイクルの実現のための前処理機能
  • 廃棄物処理委託に付帯する返却容器の管理機能
  • リサイクル困難物に対する新たなメニュー開発機能
  • 排出事業者の様々なニーズに応えるメニューのカスタマイズ機能
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